賃貸ブログ｜2011年11月／ホームメイト

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2011年11月14日(月)

ドキドキの１５歳　　ホームメイト（東建）大垣支店　賃貸ブログ

ブログをご覧の皆様、おはこんばんちは。
大垣支店のイニシャルＴです。

あれは１６年前の秋頃、奈良県に住んでいた私。
中学３年生だった私は、ある日思い立ったわけである。

少年Ｔ「そうだ！散髪屋さんに行ってみよう！」

生まれてから１５年間、私の散髪は父親が担当していた。
実に手先が器用な父で、特に「変だ」と言われることなく過ごしていましたが、なぜか行ってみたくなったんです。

彼女ができたり何やらで、調子に乗っていたのだろう。

ドキドキの散髪屋さん！

店主Ｓ「どんな感じにしたいの？」

少年Ｔ「え・・・・・」　（え！？聞くの！？普通聞いてくるの！？

私の頭のタンスには＜ヘアースタイル＞と言う引き出しは無い。
困った私は、とりあえず思いついた髪型を伝えた。

少年Ｔ「つ・・・ツーブロックみたいなんありますよね？」

店主Ｓ「ツーブロック？あぁ、横みじこーして被せる奴ね。う～ん・・・ちょっと横の長さが足りひんから、難しいと思うで。」

　　ツーブロックが消えた今、こちらからの答えは２択だ。

　　　　　　　　　坊主　　or カリアゲ

少年Ｔ「あぁ・・・じゃあ　カリアゲ　で」

店主Ｓ［ほいほーい。」

不安と期待で目を開けることができず、終始緊張していた少年Ｔは、カリ上がった新たな少年Ｔに生まれ変わった。

初めての シャリシャリ した襟足の感想は、

「う～～ん・・・これぐらいやったらオトンのが良いわ。耳の上めっちゃスースーするし。おっさんみたいな臭いするし。」

　　　　　　　　　　１５歳のあの日以降、
　　私は一度も散髪屋に通う事無く、１０年が過ぎた。

　　　　　　　　　私が結婚した２５歳の時。

青年Ｔ「これから散髪どうしよう・・・。」

嫁「そうそろそろ美容院行けば？」

青年Ｔ「アホか！俺みたいな奴が美容院行ける訳無いやろ！美容師さん達に悪いわ！何回言わすねん。」

嫁「はぁ？そんなん皆行ってるし！」

青年Ｔ「あかんあかん！行かへん！お前が散髪覚たらええねやろ！俺がある程度切るから、後ろだけ切ってくれ！」

嫁「嫌や！」

青年Ｔ「んじゃオトンに切ってもらうわ。」

嫁「気持っち悪っっっ！！！」

　　　　そんなこんなで嫁に散髪を教え込み、
　　　　　　私の新生活がスタートした。

　　　　　　　　　　　　　つ　づ　く　

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