忘れたいクリスマス②

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2010年12月23日(木)

忘れたいクリスマス②

ブログをご覧の皆様、イニシャルＴです。

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サンタ　トナカイ２匹の会議が始まったのだが・・・

Ｔ「段取りを教えて下さい。ネタとかあるんですかね？」

たかが親戚の集まりでのイベントですが、
グダグダになるのだけは嫌だ。私にも小さなプライドがある。

従兄弟Ａ「あぁ、嫁達から合図があったら、コレを振りながら
　　　　　　　出て来いって言われてるよ。」

Ａが手に持っていたのは、
キラキラに飾り付けされた「鈴」である。

Ｔ「振る？僕らトナカイですよね。手に持って振るんですか？」

従兄弟Ａ「・・・・・」

　　　　　　　　　　ふざけるな。

こんな格好させられた挙句、二足歩行のトナカイまで演じろと？

子供たちへのリアルサンタサプライズイベントじゃ無いのか！？

親の自己満足のためのイベントなら、私は参加したくない！

Ｔ「出て行った後はどうするんですか？」

従兄弟Ａ「到着したら、サンタさんがプレゼント渡して、
　　　　　　また鈴を鳴らしながら帰るって感じで。」

ほう。

ネタ的なものは、一切無しか。
まぁそっちの方がケガはせずに済むか・・・と冷静に判断。

ただやはりトナカイは四つんばいになって行くべきだろう。
鈴はくわえるかサンタが持つかで良いじゃないか。

それを訴えようとした瞬間・・・・・・・・

嫁軍団「あれぇ～？何か音が聞こえるよぉぉぉ～？」

その声が聞こえて間もなく、従兄弟Ａとチラッと目が合った。

アイコンタクトをしたつもりは無いが、
従兄弟Ａは黙って鈴を振り出した・・・。

そう・・・出発の合図がかかってしまったのである・・・・。

　　　　　　　　　　　　　　続く